石忍の日記　石の中原ブログ

2023年3月16日 / 最終更新日 : 2023年3月16日高田　様株式会社石の中原お墓の建立

伊賀市白樫の墓地でお墓の工事をしました。古い石碑をまとめて、新たな代々墓を建てました。香川県産の庵治石を使用しました。

こんにちは！伊賀・名張で、お墓のお仕事をさせていただいています石の中原です。

本日は、伊賀市白樫の墓地でお墓の工事をしました。

【施工前】

【施工後】

今回のお施主様は、これまでご夫婦のお墓を建ててこられたのですが、将来のことを考えて、新しく先祖代々のお墓に建て替えたいと思い、弊社の展示場にご見学に来て下さいました。

一緒に墓地を視察させていただき、ご希望をお聞きしながら、古い石碑をまとめる設計にさせていただきました。

これまでお参りしてくださっていたご先祖様のお墓は、台石などを撤去して、一番上の竿石（仏石）だけを残して、新たな台石にまとめました。

竿石をまとめた前に、花立てとお線香立てを置き、これからもお祀りしていただけます。

代々墓の下は、カロートを作りました。こちらのカロートには、ご遺骨を埋葬していただきます。

晒しの袋にご遺骨を入れて埋葬することで、ご先祖様が年月をかけて土に還っていきます。

弊社のいつもの標準施工をしました。石と石の間には、免震用のゴムを設置して、隙間には、石用のコーキングボンドで目地入れをして、雨水などの進入を防ぎます。

自然災害などにも強く、いつまでもお参りしてもらえるようなお墓づくりを目指します。

新たなお墓の前面部分です。中央には水鉢を置き家紋を彫刻しました。水鉢の手前にはお線香立てがあります。石の穴に、ステンレスのお線香立てを設置して使用します。

水鉢の両横には、お花立てがあります。こちらにも、ステンレス製の花筒を入れて使用します。

また、中央の水鉢を手前に倒すとカロートの入口につながっており、こちらからご遺骨を埋葬することができます。

お墓の工事が完了しました。新しい代々墓の右側には、ご先祖様の仏石を配置し、左側にはステンレス製の塔婆立てを設置しました。

工事中に、墓地の砂利が少なくなっていたので、新しく砂利を追加して墓地内も綺麗に仕上がりました。

お墓にはさらしを巻いて、周辺墓地や参道などの清掃をして、すべての工事が完了しました。

これからも末永くお墓参りしていただけますよう、お祈りいたします。

新しいお墓には、お施主様がとても気に入って下さった、香川県産の庵治石を使用しました。

本日も、「大切なお墓づくり」のお手伝いをさせていただき、とても感謝しております。

ありがとうございました。

（株）石の中原　
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（株）石の中原　担当：高田貴志