石忍の日記　石の中原ブログ

2022年7月1日 / 最終更新日 : 2022年7月1日高田　様株式会社石の中原お墓の建立

名張市の東山墓園でお墓の工事をしました。8寸神戸型の和型墓石とユニバーサルデザインの外柵で誰でもお参りしやすいお墓になりました。

こんにちは！伊賀・名張で、お墓のお仕事をさせていただいています石の中原です。

本日は、名張市東山墓園でお墓の工事をしました。

【施工後】

去年の11月に約5年振りに東山墓園の区画使用者抽選会が行われました。

本日のお施主様もその時の抽選会に参加されました。亡くなられたご主人様のお墓を建てたいということで、奥様と娘様のお二人で弊社の展示場へご来店下さいました。

展示品の墓石や資料などを見ながら、お墓の大きさや形を決めさせていただきました。

お墓の工事の前に基礎工事です。

巻石の下に、メッシュ金と生コンクリートを使用して基礎ベースを打設しました。

巻石（外柵）の施工が終わるとお墓の工事を進めていきます。

こちらは、お墓の下に設置したカロート（納骨室）です。

お墓の中でも特に重要な部分なので、御影石を使用してカロートを施工しました。中央に砂を敷いて、こちらに納骨していただきます。

お墓の雑草対策の施工もさせていただいました。

お墓には玉砂利を敷いて仕上げることになったのですが、その玉砂利の下に防草マサを設置することになりました。

墓地全体に防草マサを敷いて、転圧します。その後、打ち水をして時間を置けば地面が固まります。その上から玉砂利を敷いて完成です。

お墓の雑草にお悩みの方がたくさんおられるので、弊社ではよくこうした防草工事をさせていただきます。

カロートの上にお墓を建てていきます。

お墓の下台にはこのような納骨穴が加工されています。通常時は前に水鉢を置いて塞いでいますが、納骨の際は水鉢を避けてこちらの骨穴から納骨していただきます。

台石と台石の間には、免震ゴムを設置しています。地震などの自然災害にも強いお墓づくりを目指しています。

隙間の目地には、石用のコーキングボンドを使用します。石の間に水などが侵入するのを防ぎ、お墓の耐久性を高めるためのものです。

お墓の工事も終わり、玉砂利を敷いたり巻石の目地工事などの仕上げを行い、すべての工事が完了しました。

巻石の前は張石をしました。通路からフラットな外柵なのでどなたでも安心してお墓参りしていただけます。

花立てにステンレス製の花筒を入れ、中央には線香立てがあります。

また、水鉢にはお施主様のご希望で、ステンレスのお皿を設置しました。水鉢が汚れないようにということでご希望いただきました。

晒しを巻いて開眼法要の準備も整いました。

まだ、開眼法要の日は決まっていませんが、これからも末永くお墓参りしていただけますよう、社員一同、心よりお祈り申し上げます。

（株）石の中原　
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（株）石の中原　担当：高田貴志